このブログの最初の記事「三角点 安中山 in広島」以来しばらく安中には行っていなかったのですが、今回3年ぶりに安中を訪ねることになりました。冬の終わりの3月中旬に行っていい感じに薮がなくなって歩きやすくなっていました。
また、このレポートの続編のリンクも載せておきます
安中 東に峠越え(安中続々編)2023年3月
安中はネット上にあまり情報がないので、ここでまとめておくことにします。
安中の情報
勝草から安中まで
ここからが本編です。林道安中線の入口からコンクリート舗装になります。安中に通っていらっしゃる方がいるようで道はそこそこ綺麗です。
冬の間は誰も通っていなかったのか、倒木が何ヶ所かあり車では通れません。私は自転車なので、倒木の隙間を通って先に行きます。
しばらく走ると開けた土地に出て安中に到着します。ここはまだ安芸太田町。舗装路が終わってダートになるところからが北広島町です。
安中散策
まずはいくつか地図をあげていきます。
今回は安中集落を北東方向に向かい、地理院地図に3つある建物のうち最も南側の建物まで行きました。
北広島町に入ってすぐ未舗装になります。その先に一部川で道が削られているところがあります。前回よりも削れていて現在進行形で侵食されているようです。 前回は背の高い草がぼうぼうに生えていたのですが、冬が終わると全部倒れて通りやすくなっていました。
北東方向は地理院地図の点線の通りに幅の広いダート道が通っています。しばらく進むと安中山奥地の段々畑跡が見渡せます。
(google map)
航空写真では段々畑の所は緑色で植林されているのか荒地なのか分からなかったのですが、実際に行ってみると開けた土地でした。
橋が2箇所崩れているので、近いところから川を渡ります。
ここで3回目の渡渉のはずですが、先の薮を見て急にやる気がなくなってしまい、西にある屋敷跡に向かうことにしました。
屋敷の前はスロープになっていてバリアフリー化されています
石垣の上は少し物があるだけで建物は跡形もありません。これで満足して下に戻りました。
地理院地図の通りに車道を西に向かうと登りやすそうな登山道があります。しばらく進むと崩落していますが、そのまま進むと前回通った峠道に通じるようです。今回は崩落地点で引き返しましたが、地図にある西側の建物跡(ここにも釜などが捨ててある)から段をふたつ登ると登山道に取り付きます。くわしくは前回レポートを参照してください
安中の景色比較
前回、前々回の写真と比較します
2019年12月
今回は思い出して訪れた感じですが、次行くことはあるのでしょうか(終)
安中の地図について追記
広島土砂災害ポータルから見られる詳細な地図によると私が断念した3回目の渡渉のところは、渡渉せずに西に曲がっていけばよかったようです。とんぼ草 広島県内の1/2500地図旧図を見る方法
※chromeだと拡大縮小が出来ません。Firefoxだと使えます 安中の道
緑の線の上端で西にまがり屋敷前に出たらまた北東方向に向かうのが正規ルートです。(実際にそうかは分からないので参考程度に)芸藩通志絵図にあった安中-戸谷才ノ平を通る山道がどこから始まるか不明でしたが、地図を見れば割と奥の方から分岐しているようです。
このレポートの続編のリンクを貼っておきます安中 東に峠越え(安中続々編)2023年3月