いままでの安中登山記録
- 三角点安中 in広島
▲鹿篭頭-安中の峠道 - 北広島町 安中(続編)
▲安中集落の詳細を説明 - 安中 東の峠越え
▲安中の奥地、安中-丁川の峠道 - 安中 猪山から峠越え
▲三角点勝草・安長、神社も - 安中 キツ中 田原
▲東側の建物跡を探索
※安中集落については2 北広島町 安中(続編)に詳しくまとめたのでそちらをご覧下さい
屋敷跡探索
安中には屋敷跡が6つくらいあります。このうち地図に番号を振った2,3,4は以前のレポート(安中 東に峠越え)で探索しました。とりあえず1の屋敷跡について説明します。前に屋敷跡を探索した時は、1の屋敷跡は地図に書いていないから跡形もないだろうとおもって行っていませんでした。
航空写真を上に載せました。左下が1で、右上にぼんやりしているのが2の屋敷です。見てわかる通り、1の屋敷は結構規模が大きく探索する価値が十分あると考えたので今回訪れたわけです。それでは探索スタートです
▲2日ぶりの安中です
▲いつも通り道幅の広い農道を歩いていくと渡渉前に西に入っていく道があります。きちんと道が続いているのでトレースしていくと屋敷跡に着きます
▲屋敷跡のスロープです
▲角材が散らばっていて屋敷跡だと分かります
▲建物はいつの間にか崩れて行ったのでしょう
▲いろいろ残っています。木が盛り上がっているところは、その下にドラム缶などが下敷きになっているので注意深く見ていきます
▲かまど
▲鉄製の農具
▲大量の瓦。瓦をどかせば色々出てきそうです。タンスくらい残っていないのでしょうか
▲ここに三棟建っていました。
▲カエルの卵です
安中の奥まで
ここから安中の奥へどんどん進んで峠までいきます。
広島県の1/2500地図を参考にして歩きましたが、今回はそこまで活用できませんでした。というのも薮が酷くて歩けないところがあったからです。
▲とりあえず前回の探索の時も通った、農道の行き止まりになっているところに来たら、2の屋敷を目指します
▲高い杉が生えているのが目印
▲スロープです。前探索したので今日は素通りです
▲そこからトラバースして3の屋敷跡に向かいます。ここも杉が目印
▲つきました
▲川が近づいてきました
▲4の屋敷跡はあの杉のところです
▲川の脇に道が付いていますが、この先藪で歩けなさそうです。川も水量がおおくて歩く気がしないので、東側の山際まで行くことにします
▲山際から4の屋敷跡を目指します
▲つきました
▲石で作った導水トンネルがありました。埋もれずに向こう側の光が見えています。
▲前回はここで引き返しましたが、まだ1/3くらいしか進んでいません…
▲少し進めば洒落た道が出てきます。ここは歩くのが楽しい
▲薮が薄くなってきました
▲こういうタイプの道も良いです
▲ここで川が分岐。右の川を遡ります
▲川沿いを歩くとこのように段々畑の縁で歩けなくなるので、ここで西の山側を歩くことにしました
▲イノシシの通り道
▲庭園で見るやつ
▲ここで5の屋敷跡が出てきました。はじめはここに屋敷跡があると思っていなかったのですが、よくよく旧版地形図を見てみると屋敷跡でした。写真では右下に鉄製のよく分からないものがあります
▲ビンが散乱
▲見づらいですが右に数センチくらいの石の基礎があります。
▲もう随分上の方まで来ました
▲東側斜面の高いところに段々畑があります
▲用途のわからない石の囲い
▲この先道が分からなくなりましたが、左手に巻き道が付いていました
▲最上部の農地は楕円形ではなく長方形タイプ
▲もうすぐ農地が終わります
▲ここが自分が夢にまで見た安中の最奥の景色です(実際に夢の中で探索しに行きました
▲安中を後に森の中に入ります
▲ここはどちらかと言うと植林される前まで農地だった感があります
▲峠までややあります
▲峠に着きました。これは北向き
▲安中方面
▲地図にない林道が通っていました
三角点神原+谷筋
▲青色のルートの説明です。峠から三角点神原(731m)に行ったあと、西側の谷を下ります。その後、安中古道の峠道と合流したあと、峠道から稜線歩きをしました
▲峠から東向きに稜線歩きします
▲踏み跡が付いていて安心です。植林帯にアカマツが混ざって生えています
▲林業用らしいペイントやテープも沢山あります
▲2回目に方向転換するところの鞍部から杉林で暗くなります。地形を見ると分かりますが、鞍部から少しトラバースで斜面を巻くように歩きます。
▲夏の夕方みたいな雰囲気で心が安らぎます。先程まではずっと緊張状態だったので
▲そして三角点神原です。これにより安中周囲4つの三角点全てを登ったことになりました
▲ここから手前の鞍部まで引き返します。国土地理院の点の記では頂上から真西に急な尾根(写真)を歩くことになっていますが先行きが見えず出来ませんでした
▲鞍部から少し降りたところです。優しい雰囲気の沢になっていますが、この沢はこのあと落差300mもの急な沢を落ちる運命にあります。
▲すぐに倒木が現れます。
▲ここから倒木地獄です。古道と合流するまでずっと倒木を越えることになるので時間に余裕を持っていないと遭難してしまいそうです
▲リュックがクソ邪魔でしたがなんとか通過出来ました。20-30分くらいです。服を破らないよう。
▲ここで古道と合流します。この古道については安中 東の峠越えに詳しく書いてあります。
▲ここも2箇所際どい倒木があります。1つ目のは下をくぐりました
▲2つ目のはジャングルジムの要領で
▲ここを抜ければイージーモードです。しっかりとした道が付いているので安心です
▲一部茂っていますが
▲迷ったら電柱を探せば良いです
▲峠に着きました。ここは二度と来ると思わなかったのですが、縁があって来てしまったようです
▲安中方面です
▲峠からはまず稜線に取り付かずにルート通りに鞍部を目指す形でショートカットしました
▲先程と同様にテープがついています
▲これから登る安中山が見えています
三角点安中山
青色の線の説明です。峠から尾根を通って三角点安中山に行ったあとしばらく林道歩きをします。その後安中-鹿籠頭の古道で安中に戻ってくるルートです。
▲尾根は比較的茂っています
▲地図の「展望」と書いてある場所です。間違っているかもしれませんが、右の高いのが牛が首山、真ん中のが椎谷山、左の幹で隠れているのが熊城三山?
▲ずっと林道が並行しているようです
▲踏み跡やら足跡が見えます
▲もうすぐです
▲つきました。三角点安中山です。芸藩通志では「鶉木向山」とある山です
▲ここは4年前に訪れてもう一生行かないだろうと思っていたのですがまた来てしまいました
▲頂上は平らで広いです。夏だとどういう景色になるのでしょうか
▲ここから植林帯の縁の尾根を降っていきます
▲車が2台停めてあって人が会話しているようです
▲林道にでました。法面が微妙に高いです。この林道は地図にあるもの
▲ここから林道歩きです
▲太い林道に合流して南西方向に歩きます
▲車が降りてきました。不審者だと疑われたくないのでこっちに来るなと願っていたら、向こうに行ってくれました
▲途中から地図にない林道の支線を通ります。ここは勘で次々分岐を選んでいきます
▲二輪車しか通れないことになってますが
▲峠に続く谷にでたら渡渉せず右岸の道を歩きます
▲冬ですが青々としていました
▲峠です。ここは1週間ぶりです
▲峠の先も綺麗な道です。詳細は安中 猪山から峠越えに書いてあります。
▲茂っていますが崩落はありません。道が無くなったと思ったら手前で渡渉ポイントがあります。
▲色々ありましたが無事安中に帰って来れました
▲約5年の安中探索はこれにて全て終了しました。したがってもう安中に来ることはないかも知れません。帰りの安中の景色は普段と違って見えました。
まとめ
いままでのをまとめます
▲いままで通った道